Siren 14 は 50 Hz~14,000 Hz の音声帯域をサポートし、高品質の音声を提供します。 スピーチ モデル ベースではなく変換ベースのコーデックなので、音楽や自然な音を音声と同じように処理します。多くのスピーチ モデル ベースのコーデックにみられる、音声以外の信号の「音割れ」はありません。
50 Hz~14 kHz の帯域幅により、人が発する音声を 100 % カバーできます。これは FM ラジオの帯域幅とほぼ同じです。 また、この帯域幅は 30 歳 (高周波数の聴力が低下し始める年齢) 以上の大人の可聴範囲ともほぼ同じになります。
はい。2 チャネルの Siren 14 オーディオを送信することで、ステレオを利用できます。 その場合、モノラルの Siren 14 のビットレートを 2 倍にする必要があります。
チャネル間の位相差を保持するために、RFC 3551 などに従って同時に取得したサンプルを一緒に格納または伝送することをお勧めします。
いいえ。 Siren 14 はオーディオコーデックにのみ対応しています。
他の「無料」のオーディオコーデックは、特許が切れているテクノロジー (主に PCM と ADPCM コーデック) を利用しているか、または第三者が所有する特許を侵害している可能性のあるテクノロジーを利用しています。前者の場合、Siren 14 テクノロジーのパフォーマンスに近づくには、はるかに高いビットレート (最低 128,000 ビット/秒) が必要です。
ポリコムの Siren テクノロジーは、ロイヤリティフリーで提供されている唯一の最新オーディオ コーディング テクノロジーといえます。
Siren 14 テクノロジーは所定のビットレートにおいて、他のコーデックと同等あるいはそれ以上の音声品質を、低いレイテンシ、1/4~1/20の CPU 負荷で提供します。 これにより、コストを抑えつつ消費電力の少ないプロセッサで Siren 14 を使用することができます。その他にも、既存のプラットフォームでより多くのチャネルを使用したり、空いたリソースを映像処理などに充てたりすることが可能になります。
ITU は G.722.1 Annex C 標準化プロセスの一環として、MPEG-4 AAC LD を基準とした Siren 14 の広範なテストを実施しました。 このテストを通じて、すべてのビットレートで Siren 14 の音声品質が MPEG-4 AAC LD よりも高いことが実証されました。 さらに、Siren 14 のレイテンシは AAC LD と同等あるいはそれ以下で、演算処理の複雑さもはるかに軽減されています。
所定のビットレートとプロセッサ リソース コストの枠内で比較した場合、Siren は間違いなく世界で最も効率的な Hi-Fi 音声コーデックテクノロジーといえます。国際標準の ITU-T Recommendation G.722.1 Annex C として選ばれた理由もここにあります。
また、Siren 14 は他のコーデックとは異なり、ロイヤリティフリーで提供されています。
Siren 14 のライセンス取得に関する情報 『Siren 14 Information for Prospective Licensees』(英語) には、Siren 14 の音声品質とコンピュータ要件に関する詳細の他、ITU が G.722.1 Annex C 標準化プロセスの一環として実施した Siren 14 のテスト結果がまとめられています。
Siren 14 の PC 用実行ファイルは、ポリコムの Web サイトからダウンロードできます。Siren 14 の品質をぜひお確かめ下さい。
いいえ。 対応する ANSI C ソースコードを提供しますが、ロイヤリティフリーで提供しているため、統合サポートは提供しておりません。
はい。 Siren 14 を使用するには、ライセンスを取得してライセンスの条件に従う必要があります。 ライセンスを取得せずに Siren 14 を使用した場合、特許侵害となりポリコムの著作権に抵触する可能性もあります (評価版としてコーデックを使用するだけであればライセンスを取得する必要はありません)。
はい。 Siren 14 の使用料は発生しません。 ただし、ポリコムからライセンスを取得し、その条件に従う必要があります。
主な条件は次のとおりです。
詳細については、ライセンスに関する情報をよくお読み下さい。
いいえ。 ポリコムは、他者の特許権を尊重します。 ライセンスの解除は、あくまで将来的にクロスライセンス契約を結ぶことになった場合を想定した対応になります。
取得する必要はないと考えられます。 Siren 14 テクノロジーに関する特許はすべて、ポリコムが所有しています。 Siren 14 のアルゴリズムは ITU-T G.722.1 (Siren 7 音声テクノロジー) と同じです。ITU-T G.722.1 が 1998 年に登場してから現在にいたるまで、公式、非公式を問わず所有権に関する訴訟がなされたことはありません。
しかし、正当かどうかは別にして、どのようなテクノロジーであっても、第三者の何らかのテクノロジーに対する所有権が Siren 14 テクノロジーによって侵害されたと主張される可能性はゼロではありません。 最終的に、そのような主張の正当性を決定できるのは法廷だけです。 ポリコムが将来的に訴訟がなされないことを保証することはなく、訴訟による損失についてライセンス取得者を補償することもありません。 この点において、ライセンス取得者には自らリスクを負う責任があります。
ポリコムはビデオ会議や高性能の電話会議システムを始めとしたユニファイド コラボレーション コミュニケーション ソリューションのリーディングプロバイダーとして、コミュニケーションをより効果的なものとして浸透させてその価値を高めることで、市場拡大を図っています。
Siren 14 をロイヤリティフリーにすることで、すべてのベンダーが相互運用できる、標準規格に準拠した超広帯域、高品質な音声を広範囲に提供し、お客様に最高品質のクリアな音声を楽しんでいただけることを望んでいます。
ポリコムは、メディア コーディング テクノロジーと標準化におけるリーディング企業としての地位を誇りとしています。Siren 14 をロイヤリティフリーで提供することにより、弊社の卓越したテクノロジーと業界でのリーダーシップを様々なユーザーの皆様に示すことができると考えています。
また、ライセンス取得者に対しては、Siren™ 14 テクノロジーがポリコムのテクノロジーであることをマニュアルや一部のマーケティング資料、ユーザー インターフェース (該当する場合) に 明記するようにお願いしています (詳細については、ライセンスに関する情報を参照して下さい)。 ポリコムのテクノロジーと名前を知っていただくことに大きな意味があると考えています。
sireninfo@polycom.com までメールをお送り下さい。
Siren 7 と Siren 14/G.722.1/G.722.1 Annex C テクノロジーは現在、上記のロイヤリティフリーの条件に基づいて提供されています。 ポリコムとのライセンス契約は、これら両方の標準規格に加えて、新たな全帯域 (20 KHz) コーデックである ITU-T G.719 で実装されたポリコムの IP をカバーしています。
Siren 7 の詳細については、ポリコム Web サイトの「Siren 7」のセクションをご覧下さい。G.719 については、ITU Web サイトを参照して下さい。
G.722.1 Annex C の正式名称は ITU-T Recommendation G.722.1 Annex C で、スイスのジュネーブにある ITU (International Telecommunications Union: 国際電気通信連合) により G.722.1 の一部として発行されています。
以下の ITU の Web サイトからコピーを入手できます。
http://www.itu.int/rec/recommendation.asp?type=items&lang=e&parent=T-REC-G.722.1-200505-P
(英語)